リボンの騎士

正直あまり乗る気ではなかったのですが、
ヒョンなことから従兄弟の娘らを連れて行ってきました。

舞台は好きは好きで年に数回行くのですが、
正直期待していなかったせいか、かなり面白かったです。
そもそも、普通のミュージカルと同じ土俵で比べたらいけないのかもしれませんが、
ハロプロらしく小さい子から幅広い層に受ける内容で、
キャストと演出、楽曲、衣装がうまくまとまっていたかと。

ストーリー的には大筋の流れがあって、
そこにかわいらしさだったり、笑いだったりがくっついている感じ。
そのストーリーを大半を引っ張るのは、
サファイア高橋愛
フランツ王子:石川梨華
大臣:吉澤ひとみ
ヘケート:藤本美貴
王:箙かおる
王妃:マルシア
の6人。

高橋さんは歌も演技もうまかった。
声色だったり、表情だったりで男女をうまく切り替えてました。
特に好きだったのは目。
王妃に甘えるときの娘の目、鋭い王子の目、
1幕終わりで王冠を取られるときの目とか、
「侮辱するのか!」と言うセリフで語気を荒げるときの目とか、
最後のフランツ王子に告白するときの目とか。
すごい入り込んでいましたね。

こういうのってアイドルとして見せ方を知っているから・・・?
宝塚でいうと主役なのに娘役っぽいというか(笑)
演技も歌もうまくて華奢なのに芯が強そうな(?)イメージでした。

石川さんは舞台映えするというか、華があるイメージ。
吉澤さんは、以前アルビの前座で見たけどなんか痩せていた(笑)・・・、
じゃなくてやはり男前な部分で存在感がある。
藤本さんは歌ってて気持ちが良いだろうなぁと思いつつ、
2幕のサファイアVSフランツの部分で、
女らしく演じる部分が一番難しかったんじゃないかと勝手に想像しました。

王と王妃は言うまでも無く、舞台を締めていました。

あとは、同郷の2人(小川さん、久住さん)を見れて満足(笑)